導入実績
株式会社丹波篠山たけし農産
7年前の就農より一貫して、無農薬無化学肥料栽培を行っております。
(JAS有機認証番号118-003)
有機丹波黒枝豆、有機米、オーガニックローズの栽培、錦鯉養殖を行なっています。
- 社名
- 株式会社丹波篠山たけし農産
- 業種
- 農業(米、黒豆、薔薇の栽培)
- 従業員数
- 10名(2025年7月現在)
外国人の雇用にあたり、避けて通れないのが在留申請。
外注やアナログ作業にばかり頼るとミスや作り直しが増え、案件が増えるほど対応が難しくなります。
そんな中、早い段階でシステム導入を決断し、アナログからの脱却を果たしたのが、株式会社丹波篠山たけし農産の中島さん。
noborder導入で何が変わったのか、そのリアルな声をご紹介します。
背景と農業を始めたきっかけ
まず、中島さんご自身や農業を始められたきっかけについて教えてください。
中島さん10年ほど前に家族で丹波篠山に移住したんです。家を購入したら、家庭菜園レベルではなく本格的な田んぼや畑がついてきて(笑)。「これはもう事業としてやらないと」と思ったのが始まりですね。
今は農業法人を運営しつつ、登録支援機関も兼ねています。日本人スタッフは私一人で、あとはネパール人が中心です。自分たちで作物も育てますが、主に他の農業会社の作業受託が仕事の中心です。
導入前の課題
noborderを導入する前は、どのように帳票作成や申請を進めていらっしゃいましたか?
中島さん書類は外注していました。私は帳票作成の知識がほとんどなかったため完全にアウトソースしていた形ですね。
ただ、そのやり方だとミスが発生しやすく、入管からのフィードバックを受けることも度々ありました。同じ会社の申請でもゼロから作り直す必要があったり、アナログすぎて後から確認や見返しもできない。案件が増えると「この方法ではもう対応できないな」と強く感じていました。
情報のやりとりも大変だったと伺いました。
中島さんはい。外部の担当者から「この情報をください」とメールが届き、それを私が受入先に伝える形でした。担当者と顧客が直接やり取りすることもありましたが、パターンが複雑で手間がかかりました。案件数が増えると、もう整理しきれなくなっていましたね。
noborderを知ったきっかけと選定理由
そんな中で、システム導入を検討されたきっかけは何だったのでしょうか?
中島さんちょうど「もうシステムを入れるタイミングだ」と思ったんです。実は以前、大阪で人材派遣・人材紹介業をしていたので、特定技能や技能実習の分野でシステムがあることは知っていました。
料金を比較して3社ほど候補を出し、最初にトライアルしたのがnoborderでした。実際に触ってみて「帳票作成に特化していてシンプル」だと感じました。多機能すぎると逆に複雑になりますからね。シンプルさが一番の決め手でした。
導入後の効果
導入後の業務にはどのような変化がありましたか?
中島さん新規申請でも1人あたり2時間程度で帳票作成ができるようになりました。以前のやり方と比べると圧倒的に早いです。
依頼機能もよく使っています。空白部分を外国人本人にメールで入力依頼できるのは助かります。相手がパソコンに不慣れな場合でも、電話やオンラインでフォローすれば問題ありません。
それに、行政書士に全て依頼するよりコストも抑えられています。「まるなげプラン」でも安価ですし、データが自社に蓄積されるのは大きいですね。
早期導入の重要性
過去にシステム導入で苦労された経験があるとも伺いました。
中島さんそうなんです。過去に別の目的で高額なシステムを導入したこともありましたが、費用も大きく、結局定着させるのは難しかったんです。
だからこそ、今回は早い段階でnoborderを導入したのが正解だったと思います。アナログで人数が増えてから切り替えるのは本当に難しい。マスターデータをコツコツ入れていける仕組みがあるのはありがたいです。
今後の展望
今後、どのような活用をお考えですか?
中島さん今はまだ手作業で申請していますが、農業法人としてオンライン申請の許可を取得中です。noborderでオンラインシステムのCSV出力機能がリリースされると聞いているので、そこに期待しています。
また、農業分野は季節ごとに人手不足が変動するので、受託と登録支援機関を連携させて、外国人材が地域を移動しながら1年を通して働ける仕組みをつくっている最中です。
その実現には、日々の申請業務を効率化し、データをしっかり蓄積できるnoborderの存在が欠かせません。システムで業務基盤が整ったことで、これからは農業分野特有の仕組みづくりに一層注力していけます。
本日は貴重なお話をありがとうございました。
農業分野で外国人材が活躍できる仕組みづくりに取り組まれていることに、私たちも強く共感しました。
これからも申請業務の面で力になれるよう、noborderがサポートしてまいります。
- 外注依存からの脱却:知識がなくてもシンプルに運用可能
- 再利用性の向上:データが蓄積され、ゼロからの作り直し不要
- 大幅な効率化:帳票作成時間は新規1件あたり約2時間に短縮
- 情報連携の簡素化:依頼機能で本人入力が可能に
- コスト削減:外注・行政書士依頼より安価に運用可能
- 本業に注力できる:申請業務の負担を減らし、農業分野の仕組みづくりへ集中
登録完了後すぐにご利用開始いただけます
ご相談や不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。