コラム
【2024年版】特定技能「介護」を解説！
2019年に特定技能が施行されてから、5年が経過しました。
2024年現在までに、介護分野でどの程度の人材受け入れが加速したのか、2023年12月末時点での数値をまとめてみました。
▼目次
特定技能1号外国人数
28,400名
国別内訳
ベトナム人とインドネシア人が拮抗
1. ベトナム 7,937名
2. インドネシア 7,411名
3. ミャンマー 4,730名
4. フィリピン 3,497名
5. ネパール 2,282名
介護分野で働いている特定技能外国人の半数以上がベトナム国籍・インドネシア国籍の合計値であることがわかりました。
都道府県別内訳
1. 大阪府 2,956名
2. 神奈川県 2,365名
3. 東京都 2,304名
4. 愛知県 2,120名
5. 埼玉県 1,775名
6. 兵庫県 1,393名
7. 北海道 1,314名
8. 千葉県 1,308名
9. 福岡県 1,027名
10. 茨城県 750名
試験ルート・技能実習ルート内訳
介護分野で就労する外国人が試験合格したか、技能実習移行かをみてみましょう。
1. 試験ルート 22,883名 (80.57%)
2. 技能実習ルート 5,287名 (18.62%)
介護分野では、技能試験の実施頻度や開催国が他分野に比べ多いことから、試験ルートでの移行がより進みやすかったことがわかります。
国別ルート内訳
2. インドネシア 7,411名
3. ミャンマー 4,730名
4. フィリピン 3,497名
5. ネパール 2,282名
技能実習：2,259名 (28.46%)
試験 ：6,305名 (85.08%)
技能実習：1,001名 (13.51%)
試験 ：3,725名 (78.75%)
技能実習：1,005名 (21.25%)
試験 ：3,025名 (86.50%)
技能実習： 350名 (10.01%)
試験 ：2,249名 (98.55%)
技能実習： 33名 (1.45%)
*介護福祉士、EPAルートに関しては除外しているため、総計100%にならない国籍があります。
試験実施が頻繁に実施された国での、試験ルート入国の割合が増加。
他分野と比較しても、試験ルートの割合が多い傾向が確認できました。
総評
・試験ルートの人数増加には試験実施頻度、開催国の増加が不可欠
・介護職種での技能実習制度運用の歴史も浅く他分野と比較すると試験ルート入国が多い印象
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