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【Gマーク 取得 方法】安全性優良事業所の取得方法を徹底ガイド

はじめに|特定技能の受入要件でもある「Gマーク」
運送事業者の信頼と競争力を高めるGマーク (安全性有料事業所認定制度)。
安全性の視点から優良な事業者を選定・評価できるよう2023年7月からスタートした認定制度は、現在特定技能「自動車運送業」分野での受入先上乗せ要件としても取得することが条件となりました。
全国で28,521事業所が認定されており、全事業所の32.8%が取得しています。
Gマークとは?その意義と得られるメリット
Gマーク制度の概要
国土交通省が推進し、公益社団法人全日本トラック協会が実施する「安全性優良事業所認定制度」です。
認定事業所の事故率は、未取得事業所の*半分以下とされ、業界標準の認定制度となっています。
*2021年中における車両1万台あたり事故発生件数から引用 (未取得事業所6.3件、Gマーク認定事業所0.9件)
取得によるメリット
・荷主からの信頼と競争性の確保
・IT点呼関連の緩和措置
・各種行政手続き/補助制度の対象
Gマークを取得するための3つの要件
① 申請資格を満たす
下記4つの申請資格要件を満たす必要があります。
- 運送業許可取得/運輸開始後「3年」を経過していること
- 配置する事業用自動車数が「5両」以上であること
- 不正な申請により、申請却下または評価取消を受けた事業所の場合、当該年度後2事業年度を経過している
- 不正な申請により、認定の取消を受けた事業所の場合、取消し後2年を経過している
- 認定証、認定マーク、ステッカーの偽造もしくは変造、不正な使用により是正勧告を受けた事業所の場合、
是正勧告の履行状況が確認され、及び偽変造に係る認定証等の提出を受けた日後3年を経過している
② 評価基準をクリア
3テーマから構成され、各テーマごとに基準点数を超える必要があります。
- 安全性に対する法令の遵守状況:25項目 (配点40点/基準点数32点)
- 事故や違反の状況 :2項目 (配点40点/基準点数21点)
- 安全性に対する取組の積極性 :18項目 (配点20点/基準点数12点)
③ 法定届出・報告の実施/社会保険等に適正に加入
- 法に基づく認可申請、届出、報告事項:9項目 (1つでも該当しない項目がある場合、認定されない)
- 社会保険等の適正加入 :2項目 (1つでも該当しない項目がある場合、認定されない)
Gマーク申請の手続フロー
- 申請資格・要件のセルフチェック
申請資格要件、評価項目をチェックし、条件を満たしているか確認しましょう。 - 必要書類の収集・作成
運行管理台帳、社会保険加入証明等の疏明資料を準備します。 - Web申請システムでの申請登録 (例年7月1日〜14日)
参照URL:Gマーク認定を目指す皆様へ (https://jta.or.jp/member/tekiseika/gmark/get_nintei.html) - 収集・作成した書類の提出 (郵送または持参)
資料の綴じ方まで細かく案内資料には記載がありますので、必ずご確認ください。 - 審査/認定通知/Gマーク交付
よくある質問 (Q&A)
- どうして運輸開始から3年必要なの?
→運送業の安全体制が定着しているかを判断する合理的な年数として設定されています。 - 申請に失敗した場合どうなる?
→虚偽内容や不備があると審査が下りません。虚偽申請などの場合、2〜3年の再申請待機期間が課されますので注意が必要です。
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